秋の気候に適した「すまいのお手入れ」

秋に持って来いなお手入れ「フローリングのワックスがけ」

フローリングのワックスがけは湿気の少ない秋晴れの日、もしくは春が最適とされています。

湿度が高い雨の日や寒い日はワックスの乾きが遅くなるためあまり向かず、逆に気温が30℃以上と高すぎると、ワックスの乾きが早すぎてムラの原因になります。


とはいっても「ワックスがけって、ただ床がテカるだけでしょう?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は私がその一人・・・。でも、調べてみると床がテカるだけじゃなかった!

まずはワックスがけのメリットをご紹介します。


メリット

メリット①掃除が楽になる

フローリングの表面に皮膜が作られ、埃や汚れが付きにくくなるため、掃除がラクになります。


メリット②キズから守る

硬い皮膜がフローリングを保護し、すりキズや歩行キズなど、床に直接キズが付くのを防ぐ。


メリット③ツヤが出る

目に見えないフローリングの凸凹を埋めて平らになることで、光をキレイに反射しツヤが出る。



フローリングワックスを綺麗に塗るコツ

①床を綺麗にする

掃除機等で床面のホコリや髪の毛、砂つぶ等をしっかり取り除きましょう。


②拭き掃除

フローリングの表面の黒ずみ汚れやベタつき、油分を床専用クリーナー等を使って拭き取ります。その後は洗剤分(ヌルヌル)がなくなるまで水拭きし、しっかり床を乾かします。


③ワックスがけ

床がしっかり乾いたら、ワックスを染み込ませた布やワイパーのシートをフローリングの木目方向に沿って塗っていきます。

部屋の奥から出口に向かってワックスがけを行うと綺麗に塗れます。


④ワックスを乾燥させる

乾燥時間はワックスの種類によりますが、およそ1時間程度です。

手で触ってベタつかないようになるまでしっかり乾かします。



⚠️注意点⚠️

多くのワックスは水濡れに弱いので、濡れたまま放置してしまうと白くなる恐れがあります。

また、汚れた状態のフローリングや乾燥が不十分な状態にワックスを塗った場合も、部分的に白くなったりムラが出る原因になります。

*無垢材は水拭きで! 薬品が付くと黒くなってしまうみたいです🥲



いかがでしたか?秋の気候に適したすまいのお手入れをご紹介しました!

年末の大掃除でバタバタする前に、心地のいい秋に床掃除を含めてワックスがけをしてみてくださいね👍