おはようございます。
最近ちょっと疲れ気味の瀧島です。
さて、今年も始まりました法政大学キャリアデザイン学部の授業です。
知らない方もいらっしゃると思うので少しだけご説明しますと、私が法政大学の山岡先生と以前よりお付き合いがあった関係で、法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザインCという授業で毎年生徒さんに課題を出すようになってかれこれ8年?9年?って感じです。
なんでそんなことやってるの?
という声が聞こえてきそうですが、別にボランティアでもなく、自分たちのためです。
私たちのような小さな会社は毎年学生を定期採用する力など毛頭ありません。それだけに若い子たちの目に会社をさらす、見られる緊張感はとても大切だと感じています。
今の大学生はどんな会社をいい会社だと思っているのか?このことを知ることは企業が社会から取り残されないための自己防衛策の一つだと考えています。
実際彼らと話をすると、年々働くということに対しての意識変化を感じることがあります。そしてそれはその時の日本経済の状況に大きく左右される傾向が強く、昨年、今年とコロナ禍で学生を取り巻く環境が厳しくなると、それに引っ張られる異様に学生たちの意識は非常に敏感で、物事に対するベンチマークを高いところに置く傾向を感じます。
これを、優秀だとか、不真面目だとかというとらえ方をしているわけではありませんが、やはり社会情勢が彼らにとって向かい風の時ほど目の前の課題の真摯に向き合う傾向が強いというのが私の印象です。(学生に限らず、私たちもそうですから)
昨日は今年の滝島商店班5人が初めて出社してきました。
ここ3年、学生に弊社が出している課題が「顧客コミュニティの形成」です。簡単にいうと、どうやってお客さんたちと仲良く、長く、いい関係を作り続けることができるかということです。
昨日は顧客コミュニティとは何ぞや⁉
ってことを理解してもらうために、事前に私が用意したワークシートへの記入と発表をしてもらいました。
まぁ、彼らにとっては初めての課題でも、私にとっては3回目。
段取りは当然よくなりますよね。
この授業に関わって、一番成長しているのは学生ではなく私自身だと感じています。
昨日のワークでなんとなく顧客コミュニティというもののイメージはついたようなので、来週今日を踏まえて学生たちからどんな話が聞けるか楽しみです。